1.  プロジェクトの概要

2.  プロジェクトの推進体制

3.  2002年秋期
合宿セミナー開催報告


 グリッド基盤技術開発と
各種解析装置の
ネットワーク接続


 データグリッド技術の開発

 コンピューティング
グリッド技術の開発


データグリッドの概要
データグリッドでは、多様なバイオ関連データベースをグリッドネットワーク技術を用いてデータベース連携を実現し、バイオ情報活用のための基盤を作ります。 各データベースを1つのデータベースに統合するのではなく、XMLをベースにした連携システムとすることで、更新頻度の高いデータベースであっても最新のデータを活用することができます。
(大阪大学大学院情報科学研究科)
バイオデータベースのXML化
データベース連携を実現するために、グリッド環境での横断的検索を想定したXML標準形式を設計します。 この標準形式に則ったデータベース間の相互変換ルールを決め、XML−DB検索エンジンを開発することで、グリッド環境での効果的なデータベース環境が構築できます。
(大阪大学大学院情報科学研究科)
データ更新の自動化とデータ検索の効率化
検索用配列分類データベースシステムの開発
構造・機能が未知の蛋白質の構造や機能を予測する方法として、そのアミノ酸配列に類似した配列を持ち立体構造や機能が既知のものから予測する方法が最も一般的に用いられています。 この検索をグリッドで高速化することで、加速度的に増大するデータに対処するとともに、検索精度の向上を目指します。
(京都大学化学研究所)
(三菱スペース・ソフトウェア)
PRFデータベースのXML化
PRFデータベースは世界中の主要な文献から蛋白質・ペプチドに関するデータを抽出し、蛋白質・ペプチドに関する良質なデータベースを構築してきました。 この日本発の独自データベースをXML対応とし、グリッド環境で連携可能とすることで、蛋白質・ペプチド研究に携わる国内外の研究者にとって有益なデータグリッドシステムを実現することが可能となります。
(蛋白質研究奨励会)
薬物代謝情報データベースのXML化
創薬や医療にとって薬物代謝情報は極めて重要な情報ですが、十分に整備されているとは言えない状況にあります。 その問題点・課題を解決した上で、オリジナルな薬物代謝情報の標準XML化を設計し、グリッド基盤上で使用可能なシステムを開発します。
(富士通九州システムエンジニアリング)
グリッド基盤技術開発と各種解析装置のネットワーク接続
コンピューティンググリッド技術の開発

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